山信では、社員同士のつながり、営業所間のつながりを大切にして日々の業務にあたっています。こまやかなコミュニケーションから生まれる信頼関係や協力体制など、働く現場で培われていくものとは? 小牧営業所のリーダーと若手営業2人が語り合いました。
営業所長
杉田 貴義
Sugita Takayoshi
北営業部 小牧営業所
1998年入社
営業
松尾 直樹
Matsuo Naoki
北営業部 小牧営業所
2010年入社
営業
加藤 英明
Kato Hideaki
北営業部 小牧営業所
2016年入社
杉田
松尾くんとは、彼の入社以来1年ほどの期間、一緒に営業回りをしていた先輩・後輩の間柄。一から基礎知識を教えて、私が担当する顧客を引き継いでもらったんだよね。懐かしいなあ。それから、私が営業所長に昇格するまで担当していたエリアを引き継でくれたのが加藤くん。
松尾
初めてご指導いただいた先輩である杉田所長とは、入社9年目になった今でもわからないことがあればすぐに相談できる関係。営業所長になられても、話しかけやすい存在ですよ。
加藤
私は入社3年目の今年、初めて担当した一宮エリアを離れて、杉田所長が営業所長就任前まで担当されていた小牧エリアを引き継ぎました。これまでとは、取り扱う商品ジャンルが変わって戸惑っています。お客様と信頼関係を築きつつ、正しくスピーディに商品をお届けできるようになりたいのですが、まだまだ知識が足りません。。
杉田
お客様からのお問合せでわからないことがあったら、どの先輩に相談すればよいかを把握しておくことが大事だね。担当エリアによって受注の中心となる商品特性も異なるんだ。プラント系の材料なら名古屋営業所の大ベテランに電話して聞けばわかる、とかね。
松尾
設備関係ならあの人、ユニットバスやキッチンならあの人、というように、社内の情報を教えてもらっておくといいですよね。杉田所長も、水道本管のスペシャリストとして頼りにされる存在ですし。
加藤
杉田所長から引き継いだエリアでは、水道本管についてのお問合せが多く、だいたいのことは杉田所長にお聞きすればわかるところがすごいです。頼りになる杉田所長が上長だから、お客様も加藤に任せると思ってくださっているのではないでしょうか。
杉田
入社20年の私でも知らないことはまだまだ沢山あるからね。日々、勉強と失敗を重ねていくことでしか、3万点を超える山信の商品を覚える方法はないんだ。最初は慣れないから難しいけれど、突破してしまえば面白くなってくるはずだよ。肩のチカラを抜いて頑張ろう!
加藤
入社3年目を迎えて、可児営業所に配属された同期も頑張っていると聞きました。私はコツコツと努力を積み重ねるタイプなので、資格取得も視野に入れて知識を深めていきたいと思っています。
杉田
資格取得といえば、松尾くんが「給水装置工事主任技術者」の資格を取得したばかりだね。合格おめでとう!山信は会社をあげて資格取得をバックアップしているから、どんどんチャレンジしていこう。教材テキストや受験費用なども会社が負担しているし、合格祝い金もあるよ。
松尾
ありがとうございます!土曜や日曜に勉強を進めて、なんとか合格しました。次にチャレンジするとしたら、「2級管工事施工管理技術検定」ですかね。資格取得は、お客様の仕事についての知識を得る絶好の機会。お客様の工事の過程が「こういうことだったのか!」とわかってくるから、おすすめです。
加藤
商品知識については、メーカー主催の勉強会などでも勉強をさせてもらって、コツコツと勉強しています。基礎知識が少ないと、施工の説明にはついていけないこともありますが……。基本的な商品であるパイプについては、工場見学で製造工程を知ったり、接合作業を体験したりできるので、理解に役立っています。
杉田
営業所合同の勉強会もあって、一緒に参加した同期や他の営業所の仲間たちと交流する機会になっているよね。勉強会の終了後には、懇親会が用意されていることも多いんだ。私自身は、月に一度の所長会議後に連れだって飲みに行き、情報交換しているよ。所長同士、本音で話し合えるし、お互いの気持ちもわかるからね。
松尾
そうした機会に得た情報がつながって、山信の総合力になっているんですよね。地元の情報に明るく、起動力があることが私たちの強み。私は、人こそノウハウの塊であると思っているんです。勤続年数を重ねた方ほど知識を蓄えたベテランとして活躍されているし、営業職の平均年齢は40歳代。山信が長く輝ける職場である証になっているんじゃないかな。
杉田
普段の営業所は、朝早くから職人さんが必要な部品を探しに立ち寄ってくださったり、電話がひっきりなしに鳴っていたりと、賑やかな雰囲気だよね。いつでも活気があって、みんな元気が良い。何より、「山信に行けば何でも揃う」と、お客様から言っていただけることがうれしい。これまで培ってきた信頼が活気を支えてくれていると感じるね。
松尾
私たち営業が出かけている間にも、FAXなどでどんどん注文が入るんですよね。それらの対処をサポートしてくれる内勤の営業事務員は、山信にとって欠かせない存在。私の補佐をしてくれているのは同期で、かれこれ9年のつきあい。心強い仲間です。
加藤
私の補佐をしてくださっている営業事務の方は、勤続15年のベテランで、私よりずっと商品知識が豊富な方です。最初のうちは、パイプ一つとっても、お客様によって呼び名が違うことに戸惑いますから、本当に助けていただいています。
杉田
最初は、「ひょっとこエルボ」なんて業界用語で言われても何のことかわからないよね。だから、新入社員はほぼもれなく最初の数カ月間、配送・倉庫管理業務を経験して商品に触れてもらっているんだ。皆が通ってきた道だよね。
松尾
山信で取り扱う商品に触れ、商品名を知る大事な期間ですよね。倉庫に置いてある商品を見ただけじゃ工事とのつながりはわからないけれど、現場を訪ねて実際に見てみると、どのように使われる部品なのかがわかってくる。配送を通じてお客様企業の所在地や現場の場所もわかるようになった。
加藤
現場から発注や商品のお問合せなどの電話をくださる職人さんはスピーディな対応を望まれるので、どうしても慌ててしまいます。でも、おつきあいしていくうちに、相手の人間性がわかって関係性ができてくることを学びました。私も自分だけの得意分野を見つけて、お客様のお役に立てるようになりたいです。
杉田
営業所の皆も、最初は加藤くんと同様に苦労してきた人ばかり。だから、後輩が困っている時には全力でサポートするのが当たり前になっているんだよ。日々の業務を通してコミュニケーションを重ね、お客様に信頼され、会社に必要とされる社員をめざして成長していこう!