営業所長
大辻 悟
Otsuji Satoru
中営業部 豊田営業所
2002年入社
昨年、豊田営業所の営業所長に昇格し、所員の管理・指導を通した円滑な業務の進行に努めています。とはいえ、人員配置の都合により、現状は売上目標数字を受け持つ一人。常に売上成績で部下を引っ張っていくことと、部下の相談を受けてフォローすることを並行しながら、営業所全体の営業成績に責任を持って働いています。部下への指導で特に気をつけていることは、顧客に誠実な対応ができているかどうか。お客様は、個人店を家族経営で営む職人かたぎの社長さんから、比較的大きな企業に所属する現場監督さんまで、さまざま。それぞれに適した対応はあっても、山信ブランドを損なうことのない信用第一の姿勢を心掛けてもらっています。
お客様は、私をここまで育ててくれた恩人です。私の入社当時は現在とは体制が異なり、新入社員であっても取り引き実績のない顧客を担当しました。最初は訪問しても何を話したらよいのかわからず、苦労の連続。メーカーのチラシや新しい情報を持ってがむしゃらに足を運ぶことを続けた結果、次第にお声を掛けていただけるようになり、受注できるように。その過程でお客様から受けたお叱りの言葉は、営業として働く土台を築きました。2年間通い続けた会社の職人かたぎの社長さんから一言、「1パレット在庫を入れておいて」と、初めて受注した瞬間は忘れられません。今では十数年来のおつきあいとなる大口取引先との思い出です。
商社の営業として何よりの喜びは、「あなただから購入したい」という声や、「ありがとう」という感謝の言葉を顧客からいただくことです。そのためには、自分の売上や利益だけを追求するのではなく、お客様と一緒に売上をつくっていこうとする姿勢が欠かせません。特に大事にしたいのは、お客様の仕事や現場が円滑に進むようにサポートする意識。息の長いおつきあいには、お互いがそれぞれの業界で成長していけるような協力関係を築くことが不可欠だと思っています。この仕事は、決してすぐに結果が出る仕事ではありません。コツコツと信用を積み重ねていった先にある喜びを見出せる方にぜひ入社いただき、一緒に働きたいと思っています。
毎週月曜には全営業所員による朝礼も開催しています。
営業所長として必要な書類を作成し、お客様からのお問合せに回答。
毎日、愛妻弁当なので、周囲も冷やかすことに飽きた様子。
大きな商談時には、部下に同行してサポート役を務めます。
帰社した部下から報告を受け、その都度クイックに対応。
帰宅した私に「お風呂に入った」と報告することが最近の我が子のブーム。